The New Legend of Momotaro



新桃太郎伝説 やり込みプレイ日記
序文〜やり込みについて〜
目標
用語・システム
参考文献
第1回 旅立ちの村〜おむすびころりん
 BATTLE 01 きんたん仙人
 BATTLE 02 ジグモ/ツチグモ/両鉄

第2回 松葉山
 BATTLE 03 雷鬼/馬鬼
 BATTLE 04 餓鬼

第3回 花咲かの村〜音無しの洞窟
 BATTLE 05 ばっかんき&さとりわっぱ
 BATTLE 06 天賊鬼

第4回 仙人庵巡り
 BATTLE 07 鹿角仙人
第5回 浦島の村〜竜宮城
 BATTLE 08 怪鬼&魅鬼&魃鬼
 BATTLE 09 竜宮城雑魚連戦

第6回 金太郎の村(パラレル)
 BATTLE 10 竜燈鬼

第7回 静かの村 new!
 BATTLE 11 臥龍

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第2回 松葉山

BATTLE03 雷鬼/馬鬼
BATTLE04 餓鬼

 次なる目的地は、おむすびころりん村の北にある松葉山。そこには新桃最初の打撃術、いなづまを教えてくれる仙人が住んでいます。レベルの低い桃太郎たちの旅に、岩をも砕くこの術は必要不可欠。希望に胸を躍らせながら、まずは山の麓にあるすずめのお宿1で一服。

 そこで聞いた話によると、お宿の東にも仙人の庵があるそうです。井戸で体力を回復させた桃太郎たちは、腕試しに丁度いいとばかりにその仙人に会いに行きます。ぬけだし仙人と名乗るその仙人が教えてくれる術は、洞窟や戦闘から一瞬で抜け出せるというもの。洞窟はともかく戦闘から確実に逃げられる(ボス戦除く)のは大変便利なので、さっそく修行に挑戦です。

 修行内容は庵の地下にある洞窟から時間内に抜け出すというもの。超楽勝です。あっという間にクリア。ぬけだし習得!

 ところがこのぬけだし、使用技数が8とバカ高です。技なんて3しかない桃太郎にはまだ使いこなせるものではありませんでした。がっくり。

 気を取り直して松葉山に向かう桃太郎と銀次。いなづま習得を前に一抹の不安を漂わせながら山を登り始めようとすると、山門の前に鬼たちが陣取っています。どうやらカルラの命令で通せんぼしているようですね。山門を通らないと松葉山を登れないので、ここは仕方なく応戦です。刀の錆になってもらいましょう。


BATTLE 03 雷鬼/馬鬼


体力攻撃守備早さ
雷鬼1810 1810 18
雷鳴(消費4)


体力攻撃守備早さ
馬鬼35 3315 2510
特技 痛恨の一撃


体力攻撃守備早さ
桃太郎45 3722 10110
装備
 
 
 
木の葉切りの刀(攻18)
木の皮の胴(守5)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)

 
 
 

体力攻撃守備早さ
銀次43 1924 15165
装備
 
 
 
***
着流し(守7)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)

 
 
 

 立ち塞がっている敵は、雷鬼3体と馬鬼2体。といっても、相手側の連携ができていないのか一体ずつバラバラに戦います。つまり5戦するわけですね。

 雷鬼は文字どおり雷鳴の術を使う鬼です。いかづち仙人の放った刺客か!(違) でも滅多に使ってこないので強さは青鬼とかと変わりません。速攻で仕留めて終わりです。

 馬鬼は体力・はやさがある上、しばしば痛恨の一撃で30P弱の攻撃を放ってくる厄介な鬼ですが、いかんせん2対1の戦いなので桃太郎側圧倒的有利です。手数の差でいてこまします。

 雷鬼/馬鬼、桃太郎4段(心:110〜146)で突破!

 鬼たちを追い払うと、ようやく松葉山に登ることが可能になります。銀次のレベルも上がって戦力アップしたので、ばりばり出てくる敵から逃げ回りつつ頂上を目指します。(日本語おかしい)


体力攻撃守備早さ
桃太郎45 3722 10154
装備
 
 
 
木の葉切りの刀(攻18)
木の皮の胴(守5)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)

 
 
 

体力攻撃守備早さ
銀次47 2228 20209
装備
 
 
 
***
着流し(守7)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)

 
 
 

 この辺りの敵でいちばん鬱陶しいのは桃太郎たちに呪いをかけてくるムカデでしょうね。もし呪いをかけられると、体力の最大値が数P下がってしまうんです。今のところ「呪い消し」を使うか神社でお払いをしてもらわないと呪いを解くことができないので、呪われたら即リセットぐらいの覚悟で山を登ります。

 で、ようやく辿り着いた山頂の庵(というか穴蔵)で山童ならぬいなづま仙人発見。修行は8つの岩のうち5つを時間内にボタン連打で割る、というもの。ファミコン時代から進歩のない修行ですね仙人。

 前回は「スパコンUは使っちゃ駄目じゃ」のようなことを宣っていたように記憶していますが、このスーファミ全盛の時代(あれ?)にそんなもの古い古い。こっちにはこの「必殺コマンドコントローラー」がっ!

 ……はい。真面目にやります。年を考えると連射パッドぐらい使わせてほしいものですが、ここは高橋名人のスイカ割りビデオを思い出しつつ16連射に挑戦です。

 岩には割れやすいものとやたら固いものが混在しているので、ちょこちょこ目標を変えつつ連射連射。なんとか時間内に6個の岩を割ることに成功しました。修行クリア!

 と、喜んだものの……やはりぬけだし仙人の庵を出てから抱いていた不安が的中したようですよ。

 いなづまの術、消費技数――4!

 4っ……! 4っ……! 4っ……!

 通るかっ……! こんなもん…!


 結局一発も使えないじゃないですか。とほほ。

 仙人に松葉山を抜けるルートを教えてもらったのに意気揚々とはいきません。途中にある地蔵菩薩を拝んでセーブしつつ、とぼとぼ歩いていると、目の前に見慣れた物体が。

 | |
 |銀|
 |桃|  進行方向↓
 |●|←
 | |
 |●|←
 | |
 岩ですね。完全に道を塞いでいます。迂回路はありません。しかも背伸びして見たところ、最低2つはあるようです。

 これは……先程覚えたいなづまを使えという神の思し召しか。

 しかし桃太郎の技は3っ! 何度見ても3っ!

 夢だろ……これ……

 ところがどっこい…… 現実です……! これが現実…!


 とりあえず修行を思い出して16連射してみましたが崩れる気配もありません。かといって、ここでレベル上げをしてしまうと低経験値クリアがさらに遠のくことになります。

 あと1P。たったの1Pあれば…… 洞窟の中で桃太郎はそう叫びながらくずおれた。

【やり込みプレイ・完】
長らくのご支援ありがとうございました。次回の挑戦にご期待下さい。



 ――というわけにもいかないので、いったんすずめのお宿に戻ります。

 ここはもう、最後の望みに賭けるしかありません。ついにあの禁断の秘宝を使うときが来たのです!(こんなのばっかですが)

 ちゃらららっちゃらー。(・∀・)つ■ 「愛のようかん」ー!

「愛のようかん」 →■

 入手方法:茶店の掘り出し物→「からくり玉」→変化→「愛のようかん」

 ※希望の都の「和菓子虎信」では1000両で販売

 効果:技最大値を1上げる

 これを食べれば技数が1増えます。ドーピング系のアイテムはなるべくなら使いたくはないのですが、最初から使わないと辛い場所が多くあるのは目に見えていたので禁止事項にはしていなかったわけです。まあ今回は1個使えばぎりぎりいなづま一回分の技数になるので、大目に見て貰いましょう。

 と仕方なくを連発していますが、実を言うとこの時点でドーピングするのは当初からの予定事項だったんですよね。何故なら、後述する松葉山のボスにはいなづまがないと非常に辛いからです。一時はいなづま抜きで戦う案(かなり厳しい)も考慮に入れていたんですが、道中の岩という思わぬ伏兵でいなづま取得を余儀なくさせられたお陰で、返って進行が楽になりました。

 「からくり玉」の変化アイテムの中でおそらくもっとも出にくいアイテムである「愛のようかん」ですが、「からくり玉」を幾つも買って根気よく変化させればいずれは出る筈です。もちろん、最大技数が1増えるだけでは連発できないので、ついでに技回復のための「仙人のかすみ」、それからボス攻略には欠かせない「元気の玉」「ハリネズミの玉」も集めましょう。

 途中、「本」などの高額アイテムが出たらそれを売って元を取りつつ、必要アイテムを揃えていけば、いつの間にか「愛のようかん」も入手できている、という寸法です。

 「愛のようかん」を食べて無事いなづまが使えるようになったら、準備完了です。


体力攻撃守備早さ
桃太郎45 3722 10154
装備
 
 
 
木の葉切りの刀(攻18)
木の皮の胴(守5)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)
仙人のかすみ×4
はごろも
竹の水筒
きびだんご
鬼のはた

体力攻撃守備早さ
銀次47 2228 20209
装備
 
 
 
***
着流し(守7)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)
元気の玉×4
ハリネズミの玉×3
きびだんご

 ところどころ見慣れないアイテムが並んでいますね。

 「鬼のはた」はおむすびころりん村で改心した鬼にもらったもの。フィールドでこれを掲げると完全に鬼をシャットアウトできる貴重品(使い切り)です。今の段階ではまだ使いませんが、いずれ必要になってくるため捨てるに捨てられないアイテムですね。てか、道具袋の圧迫がきついので最初からもらわなきゃ良かったよ。まあ花咲かの村までの辛抱です。

 で、「はごろも」は究極の移動アイテム。一番最後にセーブした場所まで一気に連れて行ってくれます。ひえんの術や「天女のはごろも」に効果が似ていますが、それらの効果はあくまで村の入り口への移動。対する「はごろも」は最後にセーブした場所なら道端だろうが洞窟の奥だろうが海底だろうが月だろうが、どこでも飛んでいけます。

 さっそく使ってみましょう、「はごろも」。ほら、あっという間に松葉山山頂の地蔵菩薩に到着です。途中の余計な雑魚戦から解放されましたね。まあ一時的に道具袋を圧迫するのが難点ですけど、仮に代わりに「竹の水筒」を詰めて歩いていったとしても雑魚戦での回復で使い切る可能性が高いので同じことです。

 ではでは、岩の前に戻ってきたところで、「いなずまーん!」ガゴゴゴゴ。

 岩を一個崩したら「仙人のかすみ」で回復させ、次の岩に「いなずまーん!」ガゴゴゴゴ。

 結局岩は3つもありました。これで「仙人のかすみ」−3ですが、通路の先にあるつづらで「仙人のかすみ」を発見。道具袋に2個キープして山を下っていきます。

 麓に近付いた辺りでようやくボスのお出ましです。手前につづらがあるので取っておきましょう(仙人のかすみ/竹の水筒)。

 洞穴の奥に進むと、檻に入れたキジを人質キジ質に取った鬼が待ち構えています。

 しかもこの鬼、トラップを仕掛けてやがりました。自分の周りに落とし穴を掘って、桃太郎を落とそうという露骨な嫌がらせです。「けっ、そんな見え見えの罠に引っかからないぜ」と左から回り込むとやっぱり穴に落ちるので、ここは用心深く右から回り込みましょう。鬼と向かって右です。間違えないように。


BATTLE 04 餓鬼


体力攻撃守備早さ
餓鬼88 70150 23200
特技 盗み食い


体力攻撃守備早さ
桃太郎45 3722 10154
装備
 
 
 
木の葉切りの刀(攻18)
木の皮の胴(守5)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)
仙人のかすみ×3
竹の水筒×2
きびだんご
鬼のはた

体力攻撃守備早さ
銀次47 2228 20209
装備
 
 
 
***
着流し(守7)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)
元気の玉×4
ハリネズミの玉×3
きびだんご
 

 さて今回のハイライト。対餓鬼戦です。こいつは有名な鬼ですね。そしてその特性といえば、やはり食欲。自分の所持品を食うなら特に問題ないのですが、こいつの場合人の道具袋から食べ物を盗んで食います。意地汚いとかいう以前にこっちの回復アイテムが減って敵のパラメータが回復するってなんかおかしくない?(おかしくない) ……とにかく非常に困るわけです。

 でもこの際それは置いておいても良いんです。問題なのはこいつの基本能力値の高さ。攻撃力もさることながら守備力が異常に高い。現段階の桃太郎一行では、銀次の「牛切り包丁」を使ってさえ、こいつに1P以上のダメージを与えることができません。

 そこで役に立つのがいなづまの術。餓鬼は術防御がないに等しいので、確実に30超のダメージを与えることができます。連続3発当てれば勝ちですが、もちろん技が4しかない桃太郎は1発使うごとに「仙人のかすみ」で回復しなければなりません。その間に「きびだんご」でも盗み食いされるとこれまた計算が狂ってきます。

 そこをフォローするのがみんな大好き塊だま「ハリネズミの玉」ですね。これも相手の防御力に関係なく与えられたダメージの半分を返すことができます。敵の高い攻撃力が仇になるわけですね。こういう戦略は立てていて楽しいなあ。

 これらの攻撃手段を駆使しつつ、銀次の「元気の玉」で体力を保っていれば、それほど苦もなく餓鬼は沈みます。私の場合は「きびだんご」に加え「仙人のかすみ」まで食われましたが(技持ってないくせにそんなの食うなよ)、なんとか倒すことができました。

 この戦いで、桃太郎は一気に2段レベルアップ。銀次も段が上がりました。


体力攻撃守備早さ
桃太郎5213 4330 16354
装備
 
 
 
木の葉切りの刀(攻18)
木の皮の胴(守5)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)
竹の水筒×2
鬼のはた
 
 

体力攻撃守備早さ
銀次50 2532 24409
装備
 
 
 
***
着流し(守7)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)
ハリネズミの玉
きびだんご
 
 

 さて、檻からキジを開放します。桃太郎がキジに「きびだんご」を与え、無事にお供の儀式が終了しました。

 餓鬼に食われる危険を冒してまでわざわざ「きびだんご」を持ってきたのはこのためだったんですね。まあ本気でやばいようなら道具袋は「元気の玉」で埋めておいて、「きびだんご」はあとで調達するという手を使おうと思っていましたが、そこまでするレベルの敵ではなかったということで。

 ともかくキジがお供になったことで、桃太郎の基本パラメータが上昇しました。


体力攻撃守備早さ
桃太郎5213 4540 18354
装備
 
 
 
木の葉切りの刀(攻18)
木の皮の胴(守5)
はちまき(守3)
ウサギの足袋(守5)
竹の水筒×2
鬼のはた
 
 

 これで二人旅からも卒業だ、とるんるん気分で松葉山を下りると、銀次が「もう俺がお前に教えることはなにひとつない」と言って去っていきました(ちょっと違います)。結局一人(と一羽)かよ。


 餓鬼、桃太郎4段(心:154)で突破!


 花咲かの村炎上まであと1日―― (→第3回へ)  to top




第3回 花咲かの村〜音無しの洞窟

BATTLE05 ばっかんき&さとりわっぱ
BATTLE06 天賊鬼

 松葉山の最後で銀次と別れた桃太郎。でもキジがいるから寂しくありません。しかも東に進めば次なるお供、イヌのいる花咲かの村に到着です。道中の敵は相変わらず強いですが、へこたれずに村へと歩を進めます。

 ようやく村に辿り着いたと思ったら、村の入り口で永遠の悪役(?)カルラ様と鉢合わせしました。彼は、桜を楽しみにしていた桃太郎への嫌がらせか、村中の桜の木を焼き払ってしまいます。そして村外れに住んでいるイヌの飼い主、花咲か爺さんの家の方角へと飛んでいきます。イヌと爺さんが危ない!

 取るものもとりあえず駆け付けたいところですが、そこは長旅の疲れが勝る桃太郎。まずは宿屋を探します。宿にはつい先程別れたばかりの銀次がいますが、華麗にスルーします。きっと情報をくれるつもりなのでしょうが、そのとき一緒に捨てられないアイテムを寄越してきそうな予感がするのです。長い経験でわかります。ほら、なんか牢獄の抜け道を示した「秘密の地図」みたいなものをちらつかせていますよ。この桃太郎、そんなものなくたって自力で脱出してみせるぜ。今は道具袋の圧迫の方が恐いんだよ

 まあ実を言うとこの村には金や道具を預かってくれる、といちやグループのチェーン店があるので、いらない道具はそこに預けておけばいいのですが、といちやの倉庫にもキャパシティがあるので余計なアイテムは増やさないに越したことはありません。

 で、宿屋に泊まってリフレッシュしたところで、お次はショッピングです。花咲かの村にはかなり強力が武具が揃っているので、気前よく最強装備を揃えてしまいましょう。


体力攻撃守備早さ
桃太郎5213 5250 18354
装備
 
 
 
竹割りの刀(攻25)
麻糸の胴(守12)

はちまき(守3)
キツネの足袋(守8)

 
 
 

 いやあ、新しい武具っていいね。桃太郎はるんるん気分でといちやと茶店に足を運び、道具袋の中も整理します。今は一人なので、全体回復系のアイテムは必要ありません。現時点で最強の攻撃&回復アイテムである「きびだんご」(後述)を大量に仕入れます。

 あと、ここの茶店から新しく登場した「かくれみの」も買っておきましょう。とりあえずは1枚買っておけば十分です。

「かくれみの」

 値段:茶店などで300両

 効果:一回使い切りアイテム。敵に発見されにくくなる。
 具体的には使うと透明になり、一定の歩数の間、フィールドやダンジョン内での敵エンカウント率が下がる。


 道具を揃えたら、最後に神社でお払いです。いつ死ぬかわからないこの人生、やり直しがきくように願掛けは怠らない信心深い桃太郎なのです。

 そんなこんなで準備万端、周りの木はみんな焦げてますが花咲かの村観光も十分に楽しんだし、そろそろ花咲か爺さんの家に向かいましょう。あのあとカルラが爺さんたちになにかしてやしないかと、宿で温泉とか入りながらも気が気じゃありませんでした。心配で豪華な据え膳も箸が進まず――まあ結局全部平らげましたが。気力を養うのが第一義ですからね。

 あ、そうだ。爺さんにおみやげ買って行かなきゃ。茶店に寄って一服して、ここらで「かくれみの」の性能を試しておきましょう。ちなみに村の中では歩数を進めたことにならないので、どれだけ歩いても「かくれみの」の効果は切れません。爺さんの家は一応村の中にあるので、ノーカウントで辿り着くことができます。「かくれみの」を出して空いた道具袋のスペースに、おみやげの「きびだんご」を補充して、爺さんの家へ。

 ごめんください。爺さーん、返事がないから勝手に入るよー。と、家の中へ足を踏み入れた桃太郎は驚愕。なんと、今まさにお爺さんとイヌが鬼たちに連れ去られようとしています!

 大変だ! くそう一歩遅かったか!

 そこにカルラはおらず、鬼たちのリーダーはばっかんきという鬼が勤めていました。豪快に笑いつつ、爺さんを人質に家の地下へと桃太郎を誘導するばっかんき。そこには立派な洞窟が! 花咲か爺さんの家の地下にこんなものを作るとは恐るべき鬼たちです。

 ばっかんきを追い掛け、桃太郎は洞窟を進みます。「かくれみの」の効果で殆ど敵は出てきません。運が良ければ一度もエンカウントすることなく洞窟をクリアできるでしょう。

 洞窟の深淵に辿り着いた桃太郎ですが、そこでまんまとばっかんきの罠に嵌ってしまいます。落とし穴に落ちた先は、なんと地下牢。ここでばっかんきが「知能勝負だ」と地下牢に水を流し始めます。いやいやそんな勝手な状況作っておいて、勝負も何もないでしょうに。と文句を言う声は空しく響くばかり。無情にも水はどんどん溜まっていきます。

 あっぷあっぷ。このままでは水死してしまうよ。

 しかし桃太郎は突如として閃きます。わざわざ知能勝負という言葉を使うからには、どこかに抜け道が用意してあるに違いない! 探せー!

 ごぼがぼごぼ。溺れかけながら必死に抜け道を探す桃太郎。なんだかここの壁がもろそうだぞ、と調べると、ゴバァンと穴が空きました。やれやれだぜ。

 水圧で穴の外に押し流され、辿り着いた先にはカルラ様とばっかんきがいました。カルラ様は桃太郎を倒せとばっかんきに命令します。襲い来るばっかんき。

 ふっふーんこっちもいい加減むかついてきたところだったぜ!


BATTLE 05 ばっかんき&さとりわっぱ


体力攻撃守備早さ
ばっかんき220 5428 25255

体力攻撃守備早さ
さとりわっぱ10860 3520 27180
ばいりき


体力攻撃守備早さ
桃太郎5213 5250 18354
装備
 
 
 
竹割りの刀(攻25)
麻糸の胴(守12)
はちまき(守3)
キツネの足袋(守8)
きびだんご×7
竹の水筒

 
 

 なんとばっかんき、子分を引き連れています。敵さん、初のタッグ戦ですね(ジグモは群れてただけ)。しかもこいつがいやらしく、ばいりきという攻撃力アップの術を、見るからに力のありそうなばっかんきに連発してサポートします。ぐずぐずしていると、どんどん敵の攻撃が激しくなります。ここは早めにこのさとりわっぱを黙らせておく必要がありそうです。

 そうはいっても2対1ではあまりにこちらが不利なので、キジに手伝ってもらいましょう。戦闘の最初のターンで「きびだんご」をキジに与えます。これで、キジは毎ターン桃太郎をサポートしてくれるようになります。キジの行動パターンは以下の3つ。

 まもりの術はばいりきで上がったばっかんきの攻撃力を相殺してくれますし、きんたんもダメージを受けたそのターンで即座に使ってくれます。サポートがあるのとないのとでは難易度が天と地ほど変わってくるため、忘れずに「きびだんご」を使っておきましょう。

 さて、それではさとりわっぱから攻略です。こちらの攻撃方法としては、やはりいなづまの術を使います。この術で相手に30程度のダメージが行きます。

 通常攻撃でも敵に25くらいのダメージを与えられますが、それでは体力108のさとりわっぱを倒すのに(キジのダメージ抜きで)5ターンかかってしまいます。さとりわっぱ健在でターンが進むほどばっかんきの攻撃力が上がることを考えれば、ここはいなづま2回+攻撃2回の4ターン撃破を狙う方が得策でしょう。

 ばっかんきは単純攻撃しかしてこないため、早めにさとりわっぱさえ倒してしまえば、もはや勝ったも同然です。今回の挑戦では、運良くいなづまに会心の術が発生、2倍ダメージであっさりさとりわっぱが片づき、キジのサポートのお陰もあってギリギリ「きびだんご」一個残しで撃破できました。


 ばっかんき&さとりわっぱ、桃太郎6段(心:354)で突破!


 戦闘後、ばっかんきは哀れにもカルラ様に殺され、謎の笛吹男登場、花咲か爺さんワンマンショーなどの強制イベントを経て、花咲かの村に桜が戻ってきました。おみやげの「きびだんご」はイヌに食べてもらい、新たなお供も誕生。レベルアップのパラメータ上昇と共にイヌの分の補正が加えられ、桃太郎も格段に成長しました。


体力攻撃守備早さ
桃太郎6017 6959 20789
装備
 
 
 
竹割りの刀(攻25)
麻糸の胴(守12)
はちまき(守3)
キツネの足袋(守8)

 
 
 

 しかし、この分だと海を渡った金太郎の村にもカルラたちの息がかかっている可能性があります。満開の桜に浮かれる村人たちを尻目に、桃太郎はこっそり花咲かの村を後にしました。

 海峡に隔てられた花咲かの村と金太郎の村を繋ぐのは、音無しの洞窟という海底トンネルです。ここは名前どおりの静かな洞窟で、内部は微かに水の滴る音が聞こえるのみです。

 神妙な気持ちで歩を進めると、「鬼が邪魔で通れない」とぶつぶつ文句を言っている旅人に出会いました。どうやらここにもカルラの手の者が潜んでいるようです。

 村を出る前に仕入れておいた「かくれみの」で身を隠しつつ進むのですが、ここの敵はかなり強くて厄介です。つづらもたくさん落ちていますが、あまり大したものは入っていないので無視です。歩数を減らす方が大事です。

 洞窟が終わりに近付いた辺りで、その鬼がここを通さんとばかりに立ち塞がっていました。よく見るとお供の最後の一匹、サルが捕まっています。またこのパターンですよ。しかし今度の鬼は退屈で仕方がないらしく、暇潰しに桃太郎が戦えばサルを返してくれるそうです。まあどっちみち返してもらうんですけれどね

 そんなわけで、いざ、勝負!


BATTLE 06 天賊鬼


体力攻撃守備早さ
天賊鬼18298 7630 33470
ばいりき,小波,ふにゃら


体力攻撃守備早さ
桃太郎6017 6959 20789
装備
 
 
 
竹割りの刀(攻25)
麻糸の胴(守12)
はちまき(守3)
キツネの足袋(守8)
きびだんご×4
かくれみの
竹の水筒

 

 天賊鬼はよっぽど自分の実力に自信があるのか、自分のターンに使う術を三択で桃太郎に選ばせてくれます。

  1. ばいりき:自分の攻撃力を上げる
  2. 小波:敵全体に水のダメージ
  3. ふにゃら:相手の守備力を下げる
 ふにゃらの術は桃太郎の守備力を下げる厄介な術なので選択しません。ばいりきはかけたターンに攻撃が来ないのが強みですが、何度も繰り返すとやっぱり脅威になります。ということで、ここは素直に攻撃術の小波を選んでおくのが良いでしょうね。この術で食らうダメージは15くらいのものなので、ばっかんきの攻撃力に比べてもまったく痛くありません。

 あとは適度に回復しつつ攻撃を繰り返すだけ。実力差の少ないタイマン勝負なので油断さえしなければ余裕綽々ですね。万が一回復が遅れたときは、術選択でばいりきを選んでおけば1ターン稼げます。

 当然、戦闘を極力長引かせないよう、持って来た「きびだんご」をキジとイヌに与え、サポートしてもらいます。一匹ずつの力は弱くても、蓄積すれば大ダメージ。182の体力なんて、あっという間になくなってしまいますよ。

 というわけで、天賊鬼戦、楽勝ー!

 大きなことを言っていた割に、ここ最近のボスの中では最も弱かった気がしますよ。

 例によって、開放されたサルには「きびだんご」を与えないと先に進ませてもらえません。お前がいちばん進路を邪魔しとるっちゅうねん。これを見越して「きびだんご」を余分に持って来た桃太郎は偉い。

 サルも(きびだんごを)食ってパワーアップッ! ブヂュブヂュル潰し……はしませんが、またまた能力値がアップしましたよ。


体力攻撃守備早さ
桃太郎6419 7361 271259
装備
 
 
 
竹割りの刀(攻25)
麻糸の胴(守12)
はちまき(守3)
キツネの足袋(守8)

 
 
 

 順調ですな。旅立った頃に比べ、随分と立派になってきました。とうとう3匹のお供を揃えて、桃太郎、新たなる大地へ上陸です!

 あ、そうだ。忘れるところでしたが勝利宣言を。


 天賊鬼、桃太郎7段(心:789)で突破!


 次回、金太郎の村を吹っ飛ばすッ! (→第4回へ to top



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